ソーシャル・イノベーション・スクールで「SDGsの本質とイノベーション」について講義 [5月9日]

社会課題をイノベーションの力で解決できる人材を育成している「クリエイティブ・レスポンス  ソーシャル・イノベーション・スクール(CR-SIS)」。一橋大学名誉教授で2024年4月からデジタルハリウッド大学大学院特命教授も務める米倉誠一郎氏を学長に、2020年から、企業人だけでなく高校生・大学生・教員なども対象に、約半年にわたる講義とディスカッション、そしてビジネスプラン作成までを行う講座を提供されています。

このCR-SIS第9期の第4回講義(5月9日)にSHIPの運営責任者である小原愛が5度目の登壇をさせて頂きました。当日は東京校に伺い、「SDGsの本質とイノベーション」と題して、SDGsは単なるキャッチフレーズではなく、ゴール・ターゲット・指標(KPI)の三段構造で測定可能な目標であるところに特徴があること、そこまで見るとSDGsの中にイノベーションの機会が見えてくること、社会課題を解決し、SDGsを達成するためにはイノベーションの起こし方を知ることが鍵であること、イノベーションを起こすためのマネジメントシステムがISO56002で定義されたこと、そして、ビジネスを通じて国内外で社会課題を解決している日本企業の事例などをお話ししました。

当日は、名古屋・広島・大阪・福岡などからのオンライン参加を含めて、高校生から社会人までの約80名が講義に参加され、講義後にはオンラインで各校参加者ともディスカッションをさせて頂きました。

受講者からは「ニーズはあるが解決策がないところにビジネスチャンスがあるということを学んだ。SDGsが示す大きな課題に大きな市場が潜んでいて、そこに事業創造の機会がある。今までぼんやりしていた、SDGsとビジネスの関係性をはっきりと認識することができた」「SDGsという言葉が今まで自分の中で一人歩きをしていたが、SDGsは2030年の未来像に対して埋めていくべき課題であって、課題でありながらビジネス機会であるということに、少し視界が明るくなったように感じた」「SDGsはビジネスの側面から見れば、世界共通の事業目標であること。そのため、新規事業を考える際、確実性の高い指標としてSDGsを活用できることを学んだ」「今回の講義を聞くまで、自分の事業でSDGsを絡めた取り組みはなにができるか?という発想にも至っていなかった。この講義を受けて、やっとSDGsが我がごとになれるところまでたどりつけた」「お金を回すために、会社の同意を得るために、投資マネーを得るために、『カネ』が重要になってくると知り、社会課題とビジネスは対立するものではなく、案外相性が良いのかもしれないと思った」「今回の講義を受けるまで、世界の社会問題解決とビジネスをかけあわせるのはすごく難しく、社会貢献すること=稼いではいけないという発想だったので、今回の講義は衝撃的で、儲けることを目的としてよいことを知り、自分の中の固定概念が壊された。私はまだ学生だが、日本は『事業の立ち上げステージ』はとても得意だが、『事業の創造ステージ』が弱く苦手な点であるという話を聞いて、日本が苦手な事業創造ステージで活躍できる人材になりたいと思った」など熱心なコメントを頂きました。

SHIPは、このように外部の多くの組織・団体と繋がって、イノベーションを通じたSDGsの達成に向けた活動を進めています。


ディスカッションの時間に米倉教授とフェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長の潮崎真惟子さんと

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