[ケニア] 都市スラムにおける医療・衛生問題

2017年11月29日に投稿された課題

投稿者:Yosuke SAITO

所属:UNDP

場所:地域:サハラ以南アフリカ 国:ケニア 市町村:ナイロビ

関連SDGs

課題・ニーズ

ナイロビのスラム地域では、大半の住民が、不衛生な生活環境に置かれており、汚染水、下水処理、栄養不良が深刻。そうした環境の中、多くの人々本来予防可能であり疾病や下痢に苦しんでいる。スラム地域は医療環境が充分ではなく、低水準の治療行為を行う認可されていない非公式なクリニックや薬局がおおく見受けられる。そのような施設では、適切な医療教育を受けているスタッフがいないことや、必要な医療機器が足りないことが問題になっている。またコミュニティレベルでの医療・衛生面での教育が不十分である。

課題に関する考察・その他

スラムコミュニティと密に連携し、スラム住民の健康改善を包括的に行う小規模の医療クリニック(医療行為のみならず、住民への健康アドバイス、家族計画アドバイス、出産前後のサポート等の包括的健康支援)の存在が必要。またとくに健康面で脆弱である子どもに焦点をあてて、健康衛生面の知識向上や定期的な健康状態のチェックを行う等、疫病予防への取り組みも求められる。

出典

Business Call to Action
https://www.businesscalltoaction.org/member/access-afya

関連サイト

参考資料