[インド] 非生産的な農業に起因する貧困

2017年12月6日に投稿された課題

投稿者:Yosuke SAITO

所属:UNDP

場所:地域:アジア・太洋州諸国 国:インド 市町村:グジャラート州

関連SDGs

課題・ニーズ

インドでは人口の半分以上が、中小規模の農業に従事している。しかしながら、農業従事者は、収入を向上させるために、生産したものに付加価値を与える知識をほとんど持っていない状況である。

インドにおける織物繊維の最大の生産地であるグジャラート州では、悪天候と非生産的な農業手法により、主要な作物である綿花の生産が伸び悩んでおり、潜在的な経済成長率が充分見込めるにも関わらず、その機会を活かせていない。

課題に関する考察・その他

綿花をそのまま繊維メーカーに売るのではなく、市場価値の高いものに加工を施したり、綿花を分析し新たな機能を見出す等、綿花の用途開発を行い、新たなバリューチェーンのあり方を検討する必要がある。その際、ローテクノロジーで加工ができる等、現地のキャパシティで実現可能であり、オペレーションとして持続可能なものである必要がある。

出典

Business Call to Action
https://www.businesscalltoaction.org/member/asahi-kasei

関連サイト

参考資料