[ミャンマー] 中央乾燥地域での深刻な安全な水へのアクセス

2018年10月26日に投稿された課題

投稿者:SHIP Secretariat

所属:SHIP

場所:地域:アジア・太洋州諸国 国:ミャンマー 市町村:

関連SDGs

課題・ニーズ

ミャンマーの総人口の約30%に当たる1,200万人が中央乾燥地域に住んでいるが、この地域の年間降雨量は400~800mmと非常に少なく、その多くが雨期の5~10月に集中している。この地域の住民は、乾期の生活用水を溜池や地下水に依存しているが、水源が枯渇したり、水質が悪化していることも多く、安全な水を求めて、女性や子供が水汲みのために数kmも往復しなければいけない。 2001年には、中央乾燥地域で安全な水にアクセスできない村は8,042カ所あった。日本のODAによる井戸掘削技術の移転や資機材の投入などによって、この数は大幅に改善されたが、2015年時点で、まだ1,711の村が安全な水にアクセスできていない。

課題に関する考察・その他

出典

「国際開発ジャーナル」2018年9月号

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参考資料