[サハラ以南アフリカ] 男子の8割台にとどまる女子の中等教育就学率

2018年11月22日に投稿された課題

投稿者:SHIP Secretariat

所属:SHIP

場所:地域:サハラ以南アフリカ 国: 市町村:

関連SDGs

課題・ニーズ

世界において、初等教育の就学率は男子が91%、女子が89%と、男女格差は減ってきている。しかし中等教育(中学・高校)においては、男女格差が依然として存在しており、とくにサハラ以南アフリカでは、男子を100とすると女子の就学率はまだ87%にとどまっている。

女子の中等教育への就学を阻んでいるのは、例えば「女性は教育を受けるべきではない」「家事をするのに教育は必要ない」「女の子は早く結婚して家を守るべきだ」といった女子に対する伝統や宗教による差別、偏見などの要因がある。

親が経済的に余裕がなく、なおかつ多くの子供がいる場合、まずは男の子を優先的に学校へ通わせようとする文化傾向もある。

また、教育施設の問題として、例えば「そもそも学校に女子トイレがない」ことや、「学校までが道のりが遠く、女子生徒を通わせるのが危険」などの問題も挙げられている。

課題に関する考察・その他

出典

「世界子供白書2017」(ユニセフ)、「世界開発報告2018」(世界銀行)

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参考資料