[ソロモン諸島] 重油流出により懸念される世界遺産サンゴ礁と周辺の生態系への影響

2019年2月、南太平洋のソロモン諸島で貨物船が座礁し、重油が大量に流出したことで、世界遺産に登録されたサンゴ礁や周辺環境を脅かす事態となっている。

CNNの報道によれば、2月5日にカンガバ湾で座礁した貨物船「ソロモン・トレーダー」が座礁した際、燃料用の重油が700トン以上あり、その時以来、同船からは重油が流出し続けているという。同メディア系列のラジオNZによれば、これまでに流出した量は100トンあまりにのぼるという。

オーストラリア政府は、船内に残る約600トンの重油も流出し、海洋汚染が一層深刻化するリスクは大きいとの見方を示した。

座礁事故の現場にほど近いレンネル島は、その南部が1998年にユネスコの世界遺産に登録されており、世界で最大の隆起サンゴ礁の島。ユネスコの報告によると、流出は世界遺産のすぐ外側で発生しており、世界遺産に影響が及ぶ可能性があるほか、地元住民の生活も影響を受ける恐れがあるとのこと。

また、前述のラジオNZによると、環境への影響は既に出始めている。ソロモン諸島の災害管理当局は同局の取材に対し、死んだ魚やカニが海岸に漂着し、住民に影響が及んでいるほか、ニワトリや鳥類にも影響が出ていると語った。

美しいサンゴ礁のみならず、地域の環境や住民の健康を脅かす重油流出被害を、これ以上拡大しないための方策が求められている。

2019.9.19 参加者募集!10/23&11/28 SDGsビジネスプログラム【導入編】SDGsとビジネスの接点を探る

SDGsビジネスプログラム【導⼊編】参加者募集!

SHIPでは、SDGsを起点にビジネス機会を探索する各種プログラムを開催しています。そのなかで「SDGsビジネスプログラム【導入編】」 は、SDGsの17ゴールと169ターゲットを俯瞰し、SDGs起点でイノベーションを興しながらビジネスをどう創出していくかを探るプログラムです。

SDGsとビジネスの関わりについて理解し、自社ビジネスとSDGsの接点を探りたい、そしてSDGsを起点にビジネス機会を探索したいという皆さまの参加をお待ちしています。

<SDGsビジネスプログラム【導⼊編】10月/ 11月 開催概要>

■ 日時 2019年 10月23日(水)19:00-21:00(+ネットワーキング30分程)

    2019年 11月28日(木)19:00-21:00(+ネットワーキング30分程)

    ※受付開始は18:45~ ※2回とも内容は同じです。

■ 場所  10月23日:JIN社内オープンスペース(日比谷/銀座)千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー8階

    ※11月28日の会場は未定です※

■ 参加費 4,000円 +税

■ 申込⽅法  Peatixより参加費をお⽀払いの上お申込みください。

※Peatixでのお申込みはクレジットカードまたはコンビニ決済のみとなります。

※現金払いを希望される場合は「プログラム名、開催日、会社・組織名、ご所属・肩書、お名前、電話番号」及び、当日現金払いを希望の旨を記載の上、eメールにて、SHIP事務局(ship@ji-network.org)あてにお申込み下さい。

※SHIP法人会員やコミュニティメンバーでなくてもご参加頂けます。

■ アジェンダ ■(10月、11月共、内容は同じ)
1.インプット (40分間)
・SDGs達成に向けたUNDPの民間連携策
・イノベーションとは?イノベーションを興すプロセス
・SDGsはなぜイノベーションの機会か?

 2.ワークショップ(80分間)
・SDGsの17ゴールと169ターゲットを俯瞰する
・SDGsから解くべき課題を抽出する
・課題を解決するビジネスソリューションを考える

+ネットワーキング (30分間)軽食と飲み物を囲んで。

■キャンセルおよび振替えについて■
 ・キャンセルをご希望の場合は、開催日前日の午前中までに下記お問合せ先まで
  メールでご連絡下さい。
 ・次回以降への振替え、または代理の方のご出席が可能ですので、ご希望の場合
  はその旨、メールにご記載下さい。
 ・Peatixでの支払い済、なおかつ振替えまたは代理出席を希望されず、返金をご希望の場合、Peatix手数料(310円)と振込手数料( ご指定の金融機関により違います:最大216円)を引いた金額を返金させて頂きます。
 ※いずれの場合も、必ず下記お問合せ先まで「eメール」にてご連絡ください。
  事務局より折り返しご連絡を差し上げます。

■その他■
 ・プログラム当日、事務局が会場の様子を写真で撮影させて頂きますが、ご了承下さい ますようお願いいたします。撮影した写真については、SHIPの活動を紹介する⽬的で、ホームページ等で使⽤させて頂きます。

■お問合せ先■
 SHIP事務局(Japan Innovation Network内)
 担当:秋山 Tel.03-5510-7188 /ship@ji-network.org

DSC04084 small

DSC_0201 trimmed

写真 2019-01-17 20 52 10

[インド] 気候変動により、更に深刻さを増す水不足問題

2019年7月現在、インド全土の4割以上が干ばつ状態となり、水不足問題はもはや国民の命の危険にまで及ぶレベルとなっている。

インド南部タミル・ナードゥ州の州都チェンナイでは、年間降水量が約半分に落ち込み、水道水としての貯水量がほぼ完全に枯渇した状況だ。同国の他の都市も同様に、自治体が持つ水源だけでは住民が生活を維持するためのニーズを満たすことができない状況となっている。

元々南アジア地域は、年間の数か月に降るモンスーンに必要な水の70%を依存している。モンスーンがその季節に恵みの雨を降らすことで、川は水をたたえ、地下には地下水が満ち、ヒマラヤ山脈は雪を頂き、その雪どけ水が人々の命の水である。しかし、逆に言えば、このモンスーンが少しでも気まぐれを興そうものなら、たちまち水不足に陥る脆弱さをもった地域なのである。

今年、インド南部の都市チェンナイでの降水量は例年より55%少ない。昨年12月のモンスーンが最後となり、その後約200日もの間、全く雨が降らない状態が続いているのだ。冬から春に季節が変わり、気温が108℉(42℃)まで上昇すると、市内の4つの貯水池では完全に干上がった地面が露わになった状態だ。2019年7月現在、市内の一部では約5か月もの間、水道がストップしており、住民等が時には夜中にまで配給の水を得るためのタンカーを引いて移動するのが日常化してしまっている。

モディ首相は、2024年までにすべてのインド国民に水道水を供給することを公約しているが、それは施設や仕組みづくりのことであり、肝心なのは、供給する「水そのもの」をどうやって手に入れるかである。

近年の気候変動により、これまで当然の如く人間が享受していた「自然の恵み」が得られなくなった今、それ以外の斬新でイノベーティブな方法でこの水不足問題を解決することが求められている。

2019.9.2 SHIPニュースレター [Vol.16] 「地方創生×SDGs」ビジネスの可能性

SHIPのFacebookページを開設しました。
次回のSDGsビジネスプログラム【導入編】は9月12日の開催。
まだ参加されたことがない方は、是非この機会にご参加ください!

 

====== ■ CONTENTS ■ ======================

【SDGs×ビジネス最新情報】

  「地方創生×SDGs」ビジネスの可能性

【SHIPプログラムご案内】

    9/12(木)開催!SDGsビジネスプログラム【導入編】

==============================================

 

□──────────────────────────────

  【SDGs ×ビジネス最新情報】

     「地方創生×SDGs」ビジネスの可能性

            ──────────────────────────────□

SHIPでは、SDGsに関連する課題を解決するビジネスモデルを考える「SDGsビジネスプログラム【導入編】」を個社向けにも開催していますが、最近増えているのが、大阪、北九州、山口など首都圏以外での開催のご依頼で、地方でのSDGsビジネスへの関心の高まりを感じます。

 

日本政府の「SDGsアクションプラン2019」でも「SDGsを原動力とした地方創生」は三本柱のひとつに位置づけられていますが、地方創生とSDGsは具体的にどのようにリンクするのでしょうか?

 

内閣府は、「地方創生」を「各地方自治体がそれぞれの特徴を活かし、自律的で持続的な社会を創生し、活力ある日本社会の維持を目指すもの」と定義しています。この「地方創生」の概念が出てきた背景には、日本が急速な人口減少・高齢化という社会問題を抱える「課題先進国」だということがあります。特に地方では、急速な人口減少・高齢化により、地域経済の縮小、過疎化や災害リスクの拡大など、様々な課題が噴出しています。

 

一方、SDGsを見ると、ゴール3「すべての人に健康と福祉を」や、ゴール8「働きがいも経済成長も」、ゴール11「住み続けられるまちづくりを」など、日本が「地方創生」で達成したい目標と重なるものがいくつもあります。自らの地域の課題を解くことが、SDGsの達成にも繋がるということになり、その知見を類似の課題を持つ他の地域や国に展開できる可能性もあります。

 

また、2018年には、SDGs達成に向けた優れた取り組みを提案する自治体を日本政府が「SDGs未来都市」として選定する制度が始まりました。初年度に29、今年度は31の計60都市が「SDGs未来都市」に選定されています。また、地方創生における官民連携を促進する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」も設立され、約340の地方自治体、12の省庁に加えて、約480の企業がこれに参加しています。

 

このような流れを受けて「地方創生×SDGs」への企業の参画も加速しており、例えば、2018年に「SDGs未来都市」に選定された鎌倉市では、IT企業やスタートアップ企業の協業を促すプラットフォーム「カマコン(鎌魂)」を中心に、地域の飲食店と企業による「まちの社員食堂」など、地域の課題をビジネスで解決するプロジェクトが生み出されています。

また、岐阜市のSUNSHOW GROUPは、外国人移住者数が多い美濃加茂市や可児市の「外国人コミュニティの孤立」や「地域の治安」といった社会課題に着目し、外国人移住者のマイホーム取得を支援する「SUNSHOW夢ハウス」という事業を展開しています。住宅ローンの提供、日本語のサポート、永住権獲得等に関するサポートなどを行い、その実績が評価されて、2018年にはジャパンSDGsアワードを受賞しました。 このような「地方創生」を実現するビジネスの原動力は、地元企業だからこそ可能な真の課題の見極めと地域の強いネットワーク、そして、自分たちの地域を良くしたい、地域の課題を解決したいという強い地元愛だと、SHIPのプログラムを地方で提供して感じます。そして、SDGsを軸にすることで、業界をまたがる企業の繋がり、自治体や地元住民との繋がりが生まれ、ビジネスがより強固なものになっている事例をよく目にします。

 

「SDGsビジネス」を検討する際に、「地方創生」という観点を取り入れ、地方で取り組みを先行している企業との連携を探索してみると、大きなビジネスチャンスが見つかるかもしれません。

 

□──────────────────────────────

【SHIPプログラムご案内】

    9/12(木)開催!SDGsビジネスプログラム【導入編】

            ──────────────────────────────□

SDGsが掲げる17のゴールを俯瞰的に理解し、様々な業界の参加者と議論しながら、SDGsとビジネスの接点を探る「SDGsビジネスプログラム【導入編】」。夕方からの2時間でSDGsとビジネスの関係を理解し、ネットワークが拡がると毎回好評を得ています。まだご参加頂いていない方は、ぜひご検討下さい!

⽇ 時 : 9月12日(木)19:00-21:30(18:45開場) 

場 所 : 以下のいずれかを予定(実施の数日前にメールでご案内します)

     Japan Innovation Network(千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー)
     31VENTURES Clip ニホンバシ(中央区日本橋本町3-3-3 Clipニホンバシビル)

参加費 : 4,000円 +税

アジェンダ :

  1.インプット (40分間)

   ・SDGs達成に向けたUNDPの民間連携策

   ・イノベーションとは?イノベーションを興すプロセス

   ・SDGsはなぜイノベーションの機会か?

  2.ワークショップ(80分間)

   ・SDGsの17ゴールと169ターゲットを俯瞰する

   ・SDGsから解くべき課題を抽出する

   ・課題を解決するビジネスソリューションを考える

    +ネットワーキング (30分間)軽食と飲み物を囲んで

 

 >お申込みはこちら http://ship.peatix.com